先日、フランスでは国家規模の組織犯罪特殊サービス(Sirasco)の報告書が公表された。それによると、1年で国の麻薬事業の総収入は約20億ユーロまで上るということである。
また、報告書では10億以上の麻薬商売者が約250トンの大麻樹脂、それに他の麻薬の種類などの販売によって稼いでいると述べられている。
これに加えて、報告書の著者が伝統的なフランスの犯人グループは(コルシカ、マルセイユなど)困っている若者によって構成された新しい犯罪グループと同様に、(ロシア語、イタリア語、中国語で話す)外国のギャングの影響力に比肩していることについて懸念している。