06.09.2012
福岡県警は4日、山林で大麻草279株を栽培したなどとして大麻取締法違反(営利目的共同栽培、所持)の疑いで、北九州市八幡東区勝山、土木作業員熊谷悟一容疑者(33=覚せい剤取締法違反の罪で起訴)と、福岡県中間市垣生、無職貞末純一容疑者(35=同)を逮捕した。
県警は、顧客約20人に対する乾燥大麻の売り上げは1000万円以上に上り、一部が指定暴力団工藤会(北九州市)に流れた可能性があるとみて調べている。
2人から譲り受けた乾燥大麻を所持していたとする大麻取締法違反(所持)などの容疑で、山口県周南市の男ら顧客6人も逮捕した。
熊谷、貞末両容疑者の逮捕容疑は、共謀して1月中旬から6月13日まで、福岡県鞍手町の山林などで大麻279株を栽培、6月13日に北九州市八幡西区のアパートで乾燥大麻約1キロを所持した疑い。2人とも栽培と所持は認め、営利目的は否認しているという。