13.08.2012
アメリカの選手は試合後のドーピング検査で大麻の成分が検出されたとして、失格となりました。
国際オリンピック委員会は、先月30日に行われた柔道男子73キロ級に出場したアメリカのニコラス・デルポポロ選手を試合後にドーピング検査した結果、 禁止されている大麻の成分が検出されたとして、失格処分にしたと発表しました。
柔道男子73キロ級では、日本の中谷力選手が銀メダルを獲得していますが、
失格となったデルポポロ選手は準決勝で韓国の選手に破れ、敗者復活戦でも敗退し、7位に終わっていました。
アメリカオリンピック委員会の声明によりますと、デルポポロ選手は、
「ロンドン入りする前、食べた料理にマリファナが使われていることに気付かなかった」と説明しているということです。
今回のオリンピックで、競技後のドーピング検査で違反が発覚し、失格となったのは初めてのことです。