14.07.2012
アメリカ国境で薬物マフィアのトンネルが発見された
アメリカとメキシコとの国境地帯で、全長約220メートルにも及ぶ 麻薬密輸用トンネルが両国当局によってこのほど発見された。
地下約17メートルの深さに掘られたトンネル内の空間は 高さ1.8メートル、幅0.6メートルで、照明や換気設備も整備された 「手の込んだ」造りだという。
米国側の出入り口はアリゾナ州サンルイス(San Luis)にある民間企業所有の 「なんの変哲もない」建物内の倉庫の中で、水の入ったドラム缶の下に隠されていた。 一方、メキシコ側の出入り口は、国境の町サン・ルイス・リオ・コロラド (San Luis Rio Colorado)の製氷工場内に作られていた。
一方、メキシコ軍はこれとは別に西部の国境都市ティファナ(Tijuana)でも、 米国との国境から約300メートル離れた倉庫の中で建設途中のトンネルを発見している。