このところ麻薬の摘発事件が続いていますが、麻薬汚染は広がる一方で、氷山の一角に過ぎないと言われています。
ドラッグが悪いことは知っていても、なぜ悪いのか問われると、知識はあっても実感は乏しいという人も多いのではないでしょうか。
麻薬に手をだしたばかりに、たった数年で別人のように変わり果ててしまった薬物常習者たちの姿をご覧ください。
ニューヨーク市警に逮捕されたときに撮影されたマグショットが並んでいますが、左上の83年の時は、明るく健康そうな女性です。
あまりの変貌ぶりにショックを受けてしまいますが、最後の写真を除けば全て80年代のようなので、たった数年しか経ってないことになります。
こちらの女性は80~88年の変化。ハリウッド警察でのマグショット。
生きているのが不思議なほどのやせ細った体に。
マンチェスター警察でのマグショット。この男性もガリガリになっています。
最初は単なる興味本位で手を出したつもりでも、薬物依存から抜け出せず常習してしまうのが麻薬の怖いところです。
薬物乱用による弊害は、もちろん見た目だけでなく、脳の委縮、失明、内臓障害など全身がボロボロになっていきます。
さらに、やめたら治るというものではなく、半永久的に苦しみは続くのです。
彼らの生きる希望を失った目を見ると、「人間やめますか」の言葉が決して大げさではないとわかります。