
大家・匡
質問
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医師は、 「麻薬中毒のリハビリ」について話したがらず、現時点で薬物を使用しない患者を専門用語で「元中毒者」だとよびます 。現代の社会で人はその「レッテル」取り除くことが出来ないでしょうか。精神科医者の意見でも過半数の患者は一生 麻薬中毒者になると言われています。元麻薬中毒者は社会の一員として自由に生活できるように社会でどんな対策が必要ですか?
現在の「麻薬中毒のリハビリ」のシステムが心の弱さを無視しているから、効果が続かないのではないでしょうか
禁断症状が抜ければ、一旦は心を平静に保てます、しかし、麻薬を手にした時の気分状態にリハビリ後、追い込まれないとは誰が言えるでしょう肉体的カリキュラムには私はスポーツをお薦めします、時に武道です、西洋には騎士道、日本には武士道があります武道は段階的に、精神が鍛えられるようにできています、肉体を動かし続ける事で血流は良くなり、ストレスは昇華されます強くなることで、自分自身の考えの確立、他への接し方も出来てきます、押し付けの道徳ではなく「自分で得た力」で前に進めます努力する事で上達する、それを体感できるのが武道です自分自身が変わる事、それを実感できる事が一番のリハビリではないでしょうか社会復帰に関しては、忍耐が要りますね、レッテルをはずすこと、それは世間の考えが変わらないと難しいですねでも、大事なのは本人の「心の危険信号」がなった時に信頼できるアドバイザーがいないことではないですかフラッシュバックが起きる事はあたりまえのようにあるようです、その時に先に書いたように「救済電話」などがあればと思います。私が患者で、リハビリ後、フラッシュバックが起きたら、「あれだけお世話になったリハビリセンター」には相談しにくいと思いますよほどの信頼関係が出来てない限り、世話になった人に再度世話になるのは気が引けるものです -
家庭内のしつけは麻薬乱用の防止対策にどのような役割を果たしますか?
親は子供に真実を教えるべきです、それは誰でもこの「破滅の道」にはいる可能性がある事けっして人事ではない、人間は弱い心を持っていること、その道に入ったら何を失うか、中学、高校なら友達の信用や未来の就職、生きること総てを引き換えにする薬であること、これを親がすべてを賭けても教える必要があります。もう一つ、患者を憎まないことです、差別は「自分とは違う人間」と思う心から生まれます。「自分はそんなバカな事はやらない」という人間ほど、追い込まれると薬にはまってしまいます。
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インターネット、情報技術の発展の世紀における麻薬乱用の情報的な対策は何が効果的だと思いますか?現代は、国民を麻薬乱用の脅威から守るために国家はどのような防止対策が実行しなければなりませんか?
今のインターネットは無法地帯ですので完全なる撲滅は不可能だと思います、、「日本では覚せい剤、止めますか、人間止めますか?」がスローガンです。
ネットでは隠語を使って売り買いがされています、その人たちは遊びから入る人たちが多いですが大元は暴力団です。その人たちにとっては、完全に中毒者になっていますので、仲間を増やすことでしか、自分の使用分を確保する方法がないのです。ゆえに最初はただでもいいからと仲間を作り使用させます(そういう構図が出来上がっています)
私はもっと、はっきりした麻薬患者の末路を提示するべきだと考えます。人間は弱いものです、社会に希望が持てない、未来に希望が持てない、友人にも裏切られる、回りに希望や愛が少ないから一瞬だけの快楽に身を任せるんです
それがどんな結果を招くかは皆、おぼろげにしか認識していません。だから、各国でその国に応じた「破滅への道筋」みたいな映画を作ったらいかがでしょう。覚せい剤での破滅、ヘロインでの破滅、皆、その入り口は違います、マリファナからより強い薬へと至る道も有効だと思います。
日本ではホームページはほとんどがヤフージャパンかグーグルです。ここに、避難サイトを設けるのはいかがでしょう、現在、日本ではメールアドレスだけでは住所は特定できません(警察が動けば別です)
個別のメールでの相談や、匿名の電話でかまわない相談窓口などが欲しいですね、相談したいけど「違法なことをしている自分が相談できるところなどない」と言うのが使用者の本当の気持ちだと思います。使用者の救済処置、使用防止のための具体的な患者の末路、この二本立てで進めるのが最も有効だと考えます