マヤ反薬物トランスナショナルオンラインコンテスト。反アルコルや薬物中毒ビデオ、写真、ポスター、絵画

質問

• 医師は、 「麻薬中毒のリハビリ」について話したがらず、現時点で薬物を使用しない患者を専門用語で「元中毒者」だとよびます 。現代の社会で人はその「レッテル」取り除くことが出来ないでしょうか。精神科医者の意見でも過半数の患者は一生　麻薬中毒者になると言われています。元麻薬中毒者は社会の一員として自由に生活できるように社会でどんな対策が必要ですか？
  

   「薬物に依存している者は、一生、薬物に依存し続ける」という医師の意見には、賛成できるところがあります。

  実際、私は、そういう者をたくさん見てきました。

  しかし、私は、薬物依存から抜け出した人たちも見ています。

  薬物使用は犯罪であるために、誰にも相談できずに苦しんでいる者もいます。

  秘密厳守で相談にのってくれる組織が必要です。

  その組織に有能な医師や薬物依存から抜け出したカウンセラーがいれば、とても社会の役に立つことだと思います。

   

• 家庭内のしつけは麻薬乱用の防止対策にどのような役割を果たしますか？
  

   親が薬物に依存していると、子どもの薬物使用も止められません。

  まず、親に対して、薬物に関する正確な情報を与える必要があります。

  そして、すでに薬物に依存している親に対しては、適切な治療をほどこす必要があります。

  不幸にして、そういう親を持ってしまった子どもが、相談できるような組織をつくる必要もあるでしょう。

   

• インターネット、情報技術の発展の世紀における麻薬乱用の情報的な対策は何が効果的だと思いますか？現代は、国民を麻薬乱用の脅威から守るために国家はどのような防止対策が実行しなければなりませんか？
  

   薬物の種類はたくさんあり、新しいものも続々と現れます。

  それらに対する正確な情報を世界の人々の間で共有する必要があります。

  このとき、インターネットは非常に有効な手段です。

  私自身は薬物を使用したことはありませんし、タバコも吸ったことはありません。

  薬物の中には、タバコより害が少ないと思われるものもあります。

  また、病院で出される薬物にも、人間の精神面に害を与えていると思われるものもあります。

  国家が自分たちの都合で、ある薬物を取り締まるいっぽう、タバコや別の薬物を野放しにしているのが現状です。

  これを改めるためにも、国家の垣根を越えて、世界の人々がインターネットを通じて、薬物に対する正確な情報を共有することが大切だと思います。